・賃貸不動産経営管理士試験対策のテキスト、問題集の特徴
・合格者が実際に使用した書籍を紹介しています
ユーキャンの速習テキスト&問題集
ユーキャンの速習テキスト&問題集は、通信教育の会社が発行しているだけあり、学習の進めやすさを意識した構成。「〇日目」指定の通りに進めると学習が35日で完成します。
1.図表、イラストが少ないので、時間をかけてテキストを読む必要がある
2.問題量が少なく、この1冊のみでは不安
「テキスト&問題集」となっていますが、テキストの比重が大きく、問題集の部分が少なめいです。1冊でテキストと問題集を兼ねているのでコストパフォーマンスがあるかのような思えるのですが、問題演習不足に陥り追加で他の問題集を買うことになるかも。
「過去問道場」さんなどネットで過去問を提供しているところを利用して、演習不足を補うのもよいでしょう。
1.計画的に全範囲を網羅的に学習できる
2.内容量が充実、模試も掲載
3.賃貸借の解説がわかりやすい
受験生が取り組みやすいように考えられたカリキュラム。どこを学習すればいいのか受験生が迷いにくい構成になっています。コツコツ計画通りに進めることが好きな方に向いているかも。
過去問の出題実績がテキスト説明欄外に記載されています。出題傾向が把握できるとともに学習の力の入れどころがわかります。
2色刷りで文字がびっしりなので内容が充実しています。図表や絵を用いた解説は少なめです。重要ワードは赤字で示されているので赤チェックシートを使用しながら確認できます。
文字量が多いものの冗長な内容ではなく、各分野の論点について学習することができます。
賃貸借の論点が初心者でもわかりやすく、基本から紐解く親切な解説です。すでに学習済みの方も基本に戻って目を通すことにより理解が深まります。
みんほしシリーズ テキスト&問題集
各種試験でおなじみのみんほしシリーズ。他資格の学習ですでに利用された方もいるかもしれません。
「みんほしテキストに掲載されていない」という声があったものの、定番どころ、安定感のある内容になっています。イラストを多用しているので設備など抵抗感なく学べます。
賃貸不動産経営管理士の過去問は常識で解答できる問題と、やはり知識がしっかりしていないと解けない問題が混在しています。出題傾向を知るためにも過去問への取り組みは大切です。
この過去問題集、賃貸借に関する問題のボリュームがあり、解きごたえがあります。宅建とのダブル受験を検討している方は早い段階で取り組んでおくと賃貸借の知識が盤石になるでしょう。
公式テキスト 賃貸不動産管理の知識と実務
ページ数が多い上に文字がびっしり、まるで辞書のようなテキスト。5問免除講習には必須のテキストです。学習教材として使いこなすのは至難の業かもしれません。
しかし公式テキストなので本来であればこのテキストを押さえておくべきでしょう。ここにしか記載されていないことが出題されたことも。
根気よく読み込んでいくことでたくさんの知識を得られ、多くの問題を正答に導けるようになることでしょう。
(試験合格者)
実際に手に取ったり、利用者レビューを参考にしたりして、使いこなせるようなテキスト&問題集を選んでいきましょう!